コシヒカリの苗は4月上旬の寒波で一葉目と二葉目が霜焼けで枯れたり、その後も5℃を下回る日が少なくなかったため生長が予定よりも大幅に遅れましたが、ようやっと田植えにこぎ着きました。
昨年は回りの田んぼのコシヒカリよりも10日以上出穂が早かったこともあり、ニュウナイスズメの大群に半分以上献上させられましたが、田の田んぼより数日遅い田植えのため、今年は彼らの襲来がないことを祈るばかりです。
しかし、念には念をで、今年は鳥害対策に爆音機を導入し、備える計画です。
そのために、村役場の環境対策課への「爆音機使用の届出」や「近隣の住民への協力要請書の配付」など、導入には幾つかのハードルがありますが、背に腹は代えられずの思いで、導入します。
この田んぼ(田んぼB2)のコシヒカリの収穫時期は、9月中旬を予定しています。
2014年05月16日:ヒノヒカリの苗は4葉目が展開中
上記画像の苗は4月13日に種まきしたので、種まき後33日目の苗です。
比較的暖かい日が多かったこと、気温が下がり霜注意報が出た日は不織布で覆うなどで、生育は予定より早い状況です。生長を抑えるために、一度、ローラー作戦を展開しましたが、エルニーニョによる冷夏が予報されたため、早期に田植えする目的で、生長抑制を中止しました。
早ければ、田植えを5月25日頃に予定しています。
冷夏の年、九州では雨天が続くため、日照不足が起き、稲の生育が芳しくなくなる傾向にあります。恐らく梅雨明けが7月下旬にずれ込むと思われるので、田植えを前倒しして稲の生長期間を長くします。